X JAPAN hideが所有していたCDから、A行の最後を。
ASWAD
75年にイギリスで結成されたレゲエ・バンド。カリブ系移民二世のメンバーが揃う。
元々は正統派レゲエバンドだったのだが、少しずつポップ方向に振れていった。
TO THE TOP
RISE AND SHINE
ALUCARD
元HARLEM DEADSのAKIROU(伊集院明朗)と元かまいたちのD.LEE(モグワイ)によるユニット。
バンド名は「DRACULA(ドラキュラ)」を逆さに読んだもの。
92年リリースで、割とポップなビート・パンク。
LONDON AFTER MIDNIGHT
ACE OF BASE
AORやテクノ、ダンスミュージックを混ぜた音楽性が特徴のスウェーデン出身のバンド。
1stアルバム、「Happy Nation/The Sign」が全世界で2300万枚を超えるセールスを叩き出した。
よくABBAと比較されることが多い。
hideが所有していたのはシングル二枚。
THE SIGN
DON’T TRUN AROUND
ANTHRAX
スラッシュメタル四天王の一つにも数えられるニューヨーク出身のへヴィメタルバンド。
四天王=BIG4(METALLLICA、MEGADETH、SLAYER、ANTHLAX)の中では最もミクスチャーやストリートカルチャーに近い音楽性を持ち、91年にはヒップホップグループのパブリック・エナミーともコラボレーション。
2000年代初頭に隆盛を誇ったラップメタルの先駆けともなった。
ギタリストのスコット・イアンは主にパワーコード主体のバッキングを担当していることが多いため、一時期「NOT GUITAR」と呼ばれる、14フレット以降が存在しないギターを使用していたこともある。
hideもソロ活動の後期にモッキンバードから他のギターへの移行を考えていた際、「24フレットはXのためだから。アンスラックスのスコットイアンみたいにハイフレットがないギターでもいいかも」といったことをインタビューで語っていたこともあった。
SOUND OF WHITE NOISE
ATARI TEENAGE RIOT
ドイツのロックバンドであり、「デジタル・ハードコア」というジャンルの先駆けともなったバンド。
畳み掛けるような言葉の羅列、デジタル機材を使用して打ち込みとノイズサウンドを過激に融合した音楽性は、日本でも様々なバンドに影響を与えた。
空耳が有名。w
DELETE YOURSELF
PINK ME UP/A Sabrettes Compilation
1994年にリリースされた、テクノ/トランス系レーベルのコンピレーション。
AQUA
デンマークのバブルガム・ダンスグループで、全世界で3000万枚以上のセールスを誇る。
ダンスビートに聞きやすいポップなメロディが載っており、ボーカル、リーナ・ニューストロン・ラステッドの声と相待って90’sダンスポップの雰囲気が色濃い。
AQUARIUM
THE THRILL
ホーンプレイヤー10人とリズムプレイヤー5人で活動する日本のビッグバンド。
ロックやファンク要素なども強めで、非常に豪華な印象で強烈なグルーヴが体感できる。
著名なところだと、ポルノグラフィティの「Mugen」のレコーディングにも参加している。
THE MILLION DOLLOR BAND THE THRILL
THE MAN WHO ATE A LIZARD
A.F.I
現在はゴシック要素を含み、氷室京介がカバーしたことでも知られる「Miss Murder」などが代表曲のA.F.I。
しかし、この1stの頃はまだハードコア要素が強め。
ただ、疾走感はありつつもどことなく憂いを帯びたような雰囲気と、デイヴィー・ハヴォックの粗さよりも綺麗さが特徴のボーカルは後の方向性に繋がるのも納得。
ANSWER THAT AND STAY FASHIONABLE
AMNESIA
恐らくバンドなのだが・・・
同時期でもアメリカ、イギリス、そして日本のV系バンドでも同名のバンドがおり、前者二つはヘヴィメタルと、どれも聞いていてもおかしくない印象なので絞れず。
AMNESIA
AL.NI.CO
WANDSの上杉昇と柴崎浩により結成されたユニット。
どちらかといえばポップ寄りのハードロック色の印象が強いWANDSと異なり、こちらはグランジやオルタナから多大な影響を受けた作風。
上杉自身、WANDSの途中(シングル「SAME SIDE」など)からそちらの方向に傾倒し始めたこともあり、WANDSではできないと判断して脱退後、結成。
実質的には2年ほどの活動期間であったが、シングル三枚、アルバム一枚を残して解散。商業的にはWANDSほどの成績は残さなかったものの、評価する声は多い。
TOY $!
ALLNUDE
91~98年ごろまで活動していた日本のバンド。
UK・グラムロックの雰囲気に歌謡要素を混ぜたような音楽性だった。
グラムと歌謡曲というところでTHE YELLOW MONKEYにも通じる部分があるが、イエモンほど歌謡要素は強くない。
CHILDREN
ARKARNA
イギリスで結成されたエレクトロニカとオルタナを混ぜたような音楽性が特徴のバンド。
メロディはかなり聴き易い部類に入り、ダンスビートとともに本国では人気を博した。
HOUSE ON FIRE
まとめ
3回にわたって「A」のアーティストをご紹介しましたが、ロック、パンク、メタル、ビッグバンド、ダンスと・・・この時点でも幅広さが伺えます。
hide自身の貪欲さが伺えますが、共通しているのは大体がメロディの良さかと思います。
ロックやメタルはもちろん、ハードコアでも比較的聴き易いメロディの曲が多い印象。
hide自身のソロ活動でもメロディセンスは遺憾無く発揮されており、そこからも嗜好が読み取れるのではないでしょうか。