X JAPAN hideの所有するCDをご紹介します。
個性的なX JAPANメンバーの中でも一際強い存在感を放ったhide。98年に逝去したのち、07年のX JAPAN再結成時にも現役メンバーとして迎えられ、現在は主に音源でバンドに参加して居ます。
そんなhideですが、音楽への探究心は凄まじいものがあり、事あるごとにCDショップに通いつめては気になるCDを購入したり、有名無名問わずデモテープを交換するなど、その好奇心は留まることを知りませんでした。
98年に逝去したのち、スタッフが部屋や事務所の片付けをしていた際、寝室やリビングは言うに及ばず、洗面所などの棚という棚からCDが出てきたそうです。
そんなhideが最後まで飽くなき探究心を以って求道し続けた音楽が形として残された、彼の所有していたCDをアーティスト別アルファベット順にご紹介します。
※ここでは「A」から始まるアーティストを1/3に分けてご紹介します。
※同じCDを複数枚持っていたこともあるようなのですが、ダブりは記載しません。
ACE FREHLEY
恐らく、hideが最も影響を受けたであろうロックバンド、KISSのギタリストであるエース・フレーリーのソロ作品。
KISSが様々なジャンルを取り込み、時代に合わせて変化していく一方、エースは正統派ハードロックサウンドを聴かせてくれる。
KISS脱退後のソロ活動では一時期低迷したものの、近年では2014年に発表した「SPACE INVADER」がビルボートTOP200で9位を獲得するなど、再び評価されつつある。
TROUBLE WALKIN’
AC/DC
世界で5000万枚以上を売り上げた衝撃作「Back In Black」を筆頭に、ロックンロールバンドの最高峰と言っても過言ではないAC/DC。
曲は知らずとも、Tシャツなどでこのロゴを目にしたことのある人も多いのでは?
AC/DC LIVE!
AEROSMITH
アメリカを代表するハードロックバンド。
代表作も多く、日本でもドームツアーを敢行するなど、非常に高い人気を誇る。
AEROSMITH(1st)
ROCKS
GET YOUR WINGS
TOYS IN THE ATTIC
DRAW THE LINE
PUMP
PERMANENT VACATION
GET A GRIP
DONE WITH MIRRORS
AMAZING
シングル。「GET A GRIP」に収録。
BIG ONES
LIVE BOOTLEG
ALICE IN CHAINS
シアトル出身、グランジバンドに括られつつも、メタルの流れを汲み、ダークながらメロディアスな楽曲で人気を博したALICE IN CHAINS。
その重くグルーヴィで独特すぎる音楽性は、あのメタリカにも影響を与え、所謂「ブラックアルバム」を生み出すきっかけにもなったのは有名。
hideも大ファンだったようで、当時リリースされていたアルバムは全て所有していた模様。
FACELIFT
DIRT
SAP
JAR OF FLIES
ALICE COOPER
マリリン・マンソンにも強い影響を与えた、ショック・ロックの代表とも言えるアリス・クーパー。
見た目とは裏腹にメロディアスでポップな楽曲が特徴(この辺りもマンソンと共通する点)。
HEY STOOPID
TRASH
RISE YOUR FIRST AND YELL
ALIEN SEX FIEND
80年代、「ポジティブ・パンク」の旗手としてデビューした。
ケバケバしいメイク、ダンス・ビートに載せたディストーション・サウンドなど、hideの嗜好が読み取れる。
「POSE」などはここから影響を受けたのでは?と思わせられる。
HERE CUM GERMS + SINGLES
ALDO NOVA
カナダのマルチプレイヤー。ギター、ベース、キーボード、ボーカルなどを自在に操り、泣きメロとアメリカン・ハードロックバリバリな楽曲が特徴。
BLOOD ON BRICKS
ボン・ジョヴィのジョン・ボン・ジョヴィと共同プロデュースした作品。
メロディック・ハードロック・・・なのだが、ボンジョヴィ感がかなりある「Someday」などが有名。
THE ADVERTS
77年にデビューし、セックス・ピストルズやクラッシュと言った、ロンドンパンクの勃興期に活動したバンド。
基本的にはストレートなパンクサウンドなのだが、微妙に拍子やスピードを変えたりし、どうしても一辺倒になりがちなパンクソングに彩りを与えている。
ボーカルとベースがカップルであり、ややユニークな編成。後のオルタナ系バンドの走りとも言えるかもしれない。
Crossing the Red Sea With the Adverts
資料には”LAND OF MILK AND HONEY”と記載されているが、ジャケットに写されている字であり、正式名称はこちら。
デビューアルバムであり、6曲めの「Gary Gilmore’s Eyes」が代表曲の一つに数えられる。
ADAM ANT
80年代にニューロマンティックというジャンルを生み出し、プリンスやマイケルジャクソンと言ったポップスを代表するアーティスト、日本でも沢田研二やヴィジュアル系バンドにも大きな影響を与えた、アダム&ジ・アンツのボーカルによるソロプロジェクト。
WONDERFUL
その2(近日公開)に続きます。