グリーンデイとは
ニルヴァーナがカート・コバーンの死で終焉したのと入れ替わりのように現れたGREEN DAY。ラモーンズのようなストレートでメロディアスなパンクをさらにポップにしたような音楽性で、94年にリリースされたデビューアルバムの「ドゥーキー」からいきなり2000万枚以上の売上を叩き出し、その後もパンク・オペラというジャンルを確立した04年の「アメリカン・イディオット」、09年の「21世紀のブレイクダウン」等でグラミー賞を獲得、その地位を確立しました。
そんなモンスター・バンドとなったグリーンデイのフロントマン、ビリー・ジョー・アームストロング。
彼の機材に迫ってみたいと思います。
機材はやはりパンクらしく、シンプル。ほぼアンプ直結。
GUITAR
使用しているギターが多いため、代表的なものを中心に。
・Fernandes Stratocaster type (BLUE)
BLUEと呼ばれるストラトキャスタータイプ。ビリーが亡き父から買ってもらったもの。リアは自分でハムバッカーに載せ換えている。ピックガードは自分で加工したため、ガタガタ。
初期のライブや「Basket Case」のPVで使用していた。現在ではレプリカ(Fender Custom Shop)を使用。
・Gibson Billie Joe Armstrong Signature Les Paul Junior
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現在メインで使用しているシグネイチャーモデル。色は数色ある。
ビリー本人が使用している56年製のレスポールJrをモチーフに再現した。
余談だが、新品でもハードケース付きで16万円代という良心的な価格でも話題になった。
・Gibson Billie Joe Armstrong Signature Les Paul Junior DC TV YELLOW
限定販売された。ダブルカッタウェイのレスポールjr。
「Oh Love」のPV、ライブで使用。PGにドクロがペイントされている。
・Gibson Billie Joe Armstrong J-180 signature
アコースティックギター。
他にもグレッチのチェットアトキンスモデル、ES-335,ES-135,テレキャスター、エスクワイア、等を使用。
さまざまなギターを使用しているが、やはりビリーと言えばレスポールJrかストラトキャスター「ブルー」だろう。
現在はP-90の載ったピックアップを使用していることが多く、ビリーサウンドのキモだろう。
AMP
Marshall JCM 800 100W Head + 300W Cabinet
Marshall Super Lead 100 WATTS
Fender Bassman Cabinet + Head
Hiwatt Custom 100
ほぼマーシャルで音は再現できるだろう。
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EFFECTER
Dunlop Crybaby Wah pedal (used on 21st Century Breakdown)
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Boss BD-2 Blues Driver
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Boss TR-2 Tremolo
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Ibanez CF7
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Ibanez TS9 Tube Screamer
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ISP Decimator pedal
ノイズリダクション。
とにかくシンプル。P-90 とマーシャルがあれば再現はできそう。あとは曲に応じてか。
ステージではとにかく、堂々と。