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アメリカやイギリスでニューメタルやヒップホップ、陰鬱なロックがシーンを席巻していた2001年。

 

初期衝動なロックンロール、歌詞、5人揃って初めて一つの音として成立するようなシンプル極まりないバンドサウンド、精悍なルックス。膠着化していた音楽シーンにロックンロールがカウンターパンチを食らわせるような登場の仕方だった、The Strokes。

 

イギリスでまず人気に火が付き、世界規模に。日本でもフジロックフェスティヴァルやサマーソニックでヘッドライナーを務めるなど、絶大な人気があります。

 

2013年にComedown Machineをリリース後、特にツアーもなくしばらく沈黙していましたが、2016年にEP,「Future,Present,Past」をリリース。何本かライブも行い、フルアルバムのリリースが待たれています。

 

今回はそのギタリスト、ニック・ヴァレンシの機材を。

エフェクター編はこちらを。

ストロークスといえばニック・ヴァレンシとアルバートハモンドJrの二人のギターの絡み合いが特徴。

 

初期ストロークスのサウンドは基本的にすごくシンプルで、

ニックもアルバートもアンプやエフェクターは同じ。

具体的には

AMP→Fender HotRod Deville 212

フェンダーのアンプ。やはりフェンダーのギターとの相性が非常によく、もしくはシングルのピックアップとの相性がいい。

 

EFFECT

→MXR MICRO AMP

 

 

→Visual Sound Jekyll&Hyde Ultimate Overdrive

 

 

この二つとチューナー。

 

 

MXR MICRO AMPはクリーンブースターで、ソロの時に音量アップのために踏む。

Visual Sound Jekyll&Hydeはかかりっぱなしのオーバードライブ。

初期の二人の音の核だろう。

ジキル&ハイドは初期の物を使用しているが、現行品でも根本的な音は変わらない。(つまみが増えた程度)

 

・GUITAR

ニックは主に90年代の日本製エピフォン・リヴィエラを使用。

一時紛失したようだが、手元に戻ってきたそう。

基本的にはセミアコか、レスポール系統が多い。そして、PUは大体P-94が搭載されている。

 

・Epiphone Nick Valensi Riviera ’95

 ニックの代名詞でもある95年の日本製・・・と言われていたのだが、2016年に紛失した際のシリアルナンバーから、ピアレス=韓国製だと判明したリヴィエラ。基本的にメインで、MVでもよく登場している。
シリアルナンバーはR95E5702。
ピックアップはP-94という、P-90系統のピックアップ。
太いながらも歯切れのよい音が出る。
Epiphoneからシグネイチャーモデルとして一時期リリースされていた。

 

 

現状一番近いモデルはこれか。

 

これだと思う。

 

もしくはp-94単体でも販売されているので、別に購入して載せかえるという手もある。極稀にヤフオクにニックモデルが出たり、筆者はハードオフで見かけたこともある。

 

 

・Epiphone Dot

同じくエピフォンのドット。

こちらはサンバーストカラーを使用しており、やはりピックアップはP-94。

 

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・Epiphone Sheraton 2

Dotの兄弟機種でもあるシェラトン。

こちらもおそらくP-94。

 

・Epiphone Casino

Threat Of JoyのPVで使用。

 

 

・Gibson Les Paul Standard 1958 Reissue

こちらはギブソンのレスポールスタンダードのリイシュー。ライブでもよく使われている。PUはハムのまま。

 

 

 

 

・Gibson Les Paul Special

「Someday」のPV、2002年のレディングなどで使用。

 

 

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・Epiphone Elitist Riviera 12strings

2016年のライブにおける「Electricityscape」で使用。

12弦仕様のリヴィエラ。

 

・Gibson Les paul custom

ライブで使用したことがある。

ニック自身、Guns N’ Rosesのファンらしく、その影響もありそう。

 

・Gibson Les paul special Faded Double Cutaway

ライブで使用。

 

 

・Fender Telecaster

自身が率いるバンド「CRX」でメインで使用。

かなり高価だったらしいが、どうしてもほしくなったらしく購入。

ニック自身、あまり高価なギターは好きではないためかなり迷ったとのこと。

フロントはハムで、ローズ指板の白いテレキャス。

 

 

 

AMP

アンプは基本的にはフェンダー。

・Fender Hot Rod Deville 212

前述の通り。

 

・Fender Super-sonic 100

2011年のレディングなどで使用。

 

こちらは22。

 

・Fender Mustang V V.2 412 4×12 Guitar Speaker Cabinet

 

キャビネット。

 

・Seas Silvertone1484 Twin-Twelve

Threat Of JoyのPVで使用。ライブ、レコーディングでの使用は未確認。