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朝。
朝食を探すため、街に出る。
とはいえ、レストランなどもまだ開いていない。
結局、街のパン屋でサンドイッチバゲットを買う。
値段は覚えてないんですけどそんなに高くもなく、ボリューム満点でチーズも濃厚で美味しかったです。
↑大通りにある駅。
今日はザグレブからいよいよドイツ入り。
初日はミュンヘン。
バスは12:15。
観光しようとも思ったが、予想以上に寒く、諦めた。
結局、チェックアウト後にホステルのロビーで待たせてもらう。
出発少し前にバス停に着き、炭酸水とパンを買う。
乗ろうとしたら、酔ってるのか、彼氏連れのおねーちゃんに話しかけられる。やたらテンションが高い。
「私リーナ!どっから来たの?どこ行くの?彼女いる?年は・・・」
初対面でこのテンションである
別に話しかけられるの自体は好きだが、隣の彼氏がどーみても不機嫌なのである
とりあえず乗り込む。
座席は最後列左端。
今日はヨーロッパの大手バス会社、flixbus。
電源もあるし、wi-fiも、トイレまである。サラエボ行きのHighway to Hellに比べれば天国である。
もうバスからの車窓も見慣れたもんである。
高速道路上から見えるのはほぼ、農場か原野。
昼過ぎ、クロアチアからスロベニアの国境へ。
毎度毎度、出国から入国はめんどい・・・。
この時にカップルらしき二人(さっきとは別)が連れて行かれた。
おそらく、パスポートに不備があったのだろう。
日本のパスポートは本当に優秀で、今の所一度もトラブったことがない。ほとんど、フリーパス状態。
しかし、一人でも手間取れば全員が遅れる訳である。
この時点で既に2時間押しであった。
さらっと公式アプリに2時間押しとなっていた。
そしていい加減さに笑ったのだが、確か入国時に審査官から次へどこに行くのか聞かれた。
しかし、そんなもん決めてもいない行き当たりばったりの旅である。
考えもせず口から出たのは「オーストリア!ウィーンに行く!!!」
先に行っておくが、
今回の旅程、オーストリアなどカスリもしていない
しばらくまた走る・・・。
駅の近くについた。
休憩か?と思い、外に出ようとすると、隣と前に座っていたおっちゃんに、荷物忘れてるぞ、とジェスチャーされる
「え?休憩じゃないの?」
「いやここスロベニアの駅だよ」
あれ、直行じゃ・・・
アプリを見てみる。
一箇所、増えている・・・なんじゃそりゃあ
まあ仕方ない。
戻って、また進む・・・オーストリアに入る。
ここはシェンゲン協定といい、国境で入国検査が必要ないエリアのため、スルー。
楽・・・なんて楽なんだ・・・。
外を見ると雪が積もっている。
かなり北に来たことがわかる。
途中のサービスエリアで休憩。パンとコーヒー、チョコを買う。
寒い。。。
国境。いよいよ目の前はドイツ。
ここもシェンゲン協定の加盟国なのでスルー・・・
ん?
やけに長い。
一応調べてみる
「シェンゲン協定加盟国ですがオーストリアからドイツ入りは難民などの影響もあり、大型バスなどは臨時で入国審査をしています」
嘘やろ?
結局、ここでも待たされる。
夜な夜な走り抜け、到着したのはなんと、23:30。
3時間押し。
昔のGuns N’ Rosesレベルである。
ひどい。
しかし泣き言ばかりも言ってられない。
宿までとりあえず歩く・・・。
着いた。
チェックイン時に前払い。
またクレカ使えない・・・。
そして、ユーロに両替もまだなのである。
仕方なく、近くの銀行でいくらか下ろした。
チェックインを済ませ、シャワーを浴びようかと思ったものの、すでに部屋は全員が寝ていた。
明日の朝浴びることにし、一階のバーで一杯やって、就寝。
眠る頃には、日付は1時近かった。