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ルーブルへ行こうと早めに起きた(不可抗力で毎日早起きだけど)。

朝食はパンとコーヒー。

ルーブルまでは地下鉄使っても割と近く。

ルーブルは朝行くといい、と聞いたので、平日の朝、さすがに大丈夫だろう…と思ったら、ピラミッド広場では長蛇の列。

更に、めんどくさくて予約をしてこなかった。

当日券に並ぶも、寒い上人が多い。進まない…

しかし、人が多すぎる。

どんな名画でも見る環境というのは大事だと思っていて、すごい名画であってもガヤガヤと心落ち着けて見られないならという…気がする。

しかもルーブル、テナント入りすぎでもう美術館という雰囲気ではない。

カフェ、お土産、レストラン、バー、マックまであり、ほとんどショッピングモールである。

見たいものもあまり無いし、近場のオランジュリーやオルセーの方が自分が好きな絵が多そう、ということで、チケットを並ぶ列を辞した。

オルセーまでは歩いてすぐだった。

 

こちらの待ち時間は0。

一瞬で入れた。

中も駅を改装しただけあって、開放感も素晴らしくて、なおかつ適度な来客数でゆっくりと見ることが出来た。

ドガ、ロートレック、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン…小学生の頃から愛読書の美術漫画「ゼロ」に登場した作品多数。

 

やはり僕は宗教画よりも近代の市井の人を描いた作品や、現代美術が好きだとわかった。

オルセーに大満足し、ルーブルほどでは無いとはいえ結構な物量に圧倒された僕は、モネの睡蓮を見たい気持ちもありつつ、オランジュリーはスルーした。

コンコルド広場などをふらついて、再び古着屋へ向かった。

 

 

レザージャケットが当たり前に10ユーロとか安いものも多いし、店も多いけど…欲しかったロングブリムハットは見つからないままだった。というか、ハット自体古着屋には少ない。

とぼとぼとホステルまで歩いて帰り、ロンドンの予定について考え始める。

 

ちらほら調べていると、イギリスは入国審査が厳しいと…滞在日数は言うに及ばず、次の行き先、帰りのチケット、果ては銀行口座の残高まで聞かれることもあるらしい。

調べていると入国拒否された人も出てきた。

書類をある程度用意しておいた方がよさそうということで、既にeチケットがメールで来ていたコペンハーゲンからの帰りのチケットをプリントしておく。

移民が増えていることや、テロ対策が厳しいとは聞いてたが、ここまでとは…(今はどうなんでしょうか。なんとなく緩くなるイメージはほとんどないけど・・・)

ぽちぽちと準備し、またダラダラと外に出る。

パリからロンドンはユーロスターという高速鉄道が通っているが、ユーレイルパスを持っている僕は+30ユーロで座席の予約ができる。

が、ネットからでは出来ないため、駅の窓口に行く必要があった。

当日焦りたくないため、下見がてら駅まで行ってみることにした。

駅に着いて、チケットを購入。

あっさり終了…

モンマルトルの方にも行きたかったが、雲行きが怪しい。

そのうち雨が降ってきたため、食事は適当に済ませて部屋に戻った。

帰ってこないのか、右のベッドにはスーツケースのみが置かれていた。

朝方帰ってきたみたいだが…